エプキンリの投与について

エプキンリは病気の種類によって投与スケジュールが異なります。
大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)とGrade 3Bの濾胞性リンパ腫〔FL(3B)〕患者さんは「LBCL、FL(3B)の場合」を、Grade 1~3Aの濾胞性リンパ腫〔FL(1~3A)〕患者さんは「FL(Grade 1~3A)」をご覧ください。

※【効能又は効果】
  • 以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
    びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
  • 再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

エプキンリは、1サイクルを28日間として、10サイクル目まではサイクル毎に投与量や回数が異なります。皮下注射で投与します。

(各サイクルの投与日)
1~3サイクル目:1、8、15、22日目
4~9サイクル目:1、15日目
10サイクル目以降:1日目

エプキンリは病状が悪化したり、治療を継続できないような副作用が出ない限り、治療を継続することができます。
1サイクル目の各投与後は、主治医の判断で入院をお願いする場合があります。1サイクル目の3回目の投与後48時間は、入院が必須となります。2サイクル目以降は状況に応じて外来で投与することも可能です。
なお投与スケジュールは、お体の状態により変更する可能性があり、主治医の指示に従ってください。

各サイクルの投与回数と投与量
(1サイクル目の投与量は段階的に増えていきます)

1サイクル目は徐々に投与量を増やしながら4回、2〜3サイクル目は4回、4サイクル目以降は回数を減らしていく

投与量は段階的に増やすスケジュールになっており、副作用であるサイトカイン放出症候群の発現をおさえたり、症状が重くならないようにするために設定されています。
また、サイトカイン放出症候群を軽減するために、エプキンリの投与の30~120分前に、副腎皮質ホルモン剤、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤を内服または注射します。また、副腎皮質ホルモン剤は、1サイクル目の投与日の翌日から3日間にも内服または注射します。
1サイクル目にサイトカイン放出症候群の症状が強くあらわれた場合は、2サイクル目以降も副腎皮質ホルモン剤を内服または注射することがあります。(副作用の詳細は、特に注意が必要な副作用のページをご参照ください。)